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東京大学 理学部 数学科
全ての学問に通じる扉の鍵である数学の真の面白さを知ることができる場所が、東京大学理学部数学科です。
数学といえば膨大な公式や定理を暗記させられ、すでに正解が出ている問題を何度も解かされる学問ですね。
しかしそんな高校までの数学は、真の数学というにはあまりにも稚拙なものでしかありません。
数学の醍醐味は一般の人々が挫折を味わう、公式や定理のさらに向こう側にある真理を追い求めることにあるのです。
小川洋子の小説『博士の愛した数式』や東野圭吾の小説『容疑者Xの献身』には数学を愛してやまない数学者が登場し、その魅力を説きます。
私たちが挫折を味わった高校までの数学が、実は数学という茫洋たる大海の波打ち際にさえ到達していないレベルのものであったことを教えてくれるのです。
数学の理論は、一度正しいと認められれば絶対に覆ることがありません。
真に正しいことを追い求める学問が数学なのです。その答えはすぐに出るようなものばかりではありません。
有名なボアンカレ予想のような、幾多の数学者たちがその全てをかけて100年間挑んできたような超難問も存在します。
しかし人間は真理を掴むことなどそう出来るものではありません。
美学や文学などでは決して掴むことのできない命題といっても過言ではありませんね。
それができる唯一の学問が数学なのです。数学にはシンプルな「わかる」という喜びが存在します。
端的にいえば自分の頭脳ひとつで宇宙の新理論を発見し、有史以来の謎を解決する可能性もあるのです。
東京大学の理学部数学科を目指すのであれば、前期課程では理科一類に所属することが望ましいでしょう。
前期課程の最後の半年は進学が内定した学科のための基礎を学ぶ大切な時期です。
数学科でもこの時期に必修科目があり、落すと以後の学習に支障をきたし卒業出来なくなります。
理学部数学科の2、3年次の学習はそれから先の数学の醍醐味を味わうためには絶対欠かせないスパイスです。
科目につけられた科目番号のうち300番台は数学における汎的な基礎科目、500番台はそれぞれの分野に必要となる基礎科目ですので覚えておくと便利ですね。
数学の基礎と応用を学んだ後の進路ですが、約半数がそのまま東京大学の大学院への進学を希望します。
そのまま研究職につく卒業生も多数います。
また、東京大学理学部数学科で高い数学理論を学んできた学生は、官公庁や有名企業からも高く評価されていてコンピュータ関連や金融関連、統計やコンサルタントなど幅広い分野に採用され活躍しています。
全ての学問は数学なしには語れませんが、本当の数学は数学を志したものにしか懐を開いてはくれません。
そんな学問の醍醐味を知りたいという学究の徒を、東京大学理学部数学科では歓迎しています。