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明治大学 農学部 食料環境政策学科
明治大学農学部食料環境政策学科では、食料・エネルギー・環境問題やBSE・鳥インフルエンザなどの問題に社会科学の観点から取り組む人材を育成しています。
人気マンガ『もやしもん』を読んだことはありますか。東京の某農業大学で繰り広げられる面白おかしい微生物学や醸造学のお話です。
この漫画の人気もあって、若い世代の人々に農学部という学部がどんな学問を行っているのかが広く知られるようになりました。
そればかりではありません。
農学部は現在全人類が直面している生存への危機回避に携わる幾多の知識や技術について研究を行っているのです。
いわば人類の未来を託された方舟の舳先ともいえる分野なのです。
農学部で扱っているのはお米や野菜を育てたり、牛や豚を飼ったりするいわゆる農業だけではありません。
広い分野でいえば森林資源研究から森林環境の保全、水圏生物から海洋にかかわる研究も行います。
また肥大化する人口をいかに安全に持続的に養っていくかという食料問題もテーマになっています。
限りある自然や資源を上手に利用していかなくては、環境の保全と食料・エネルギーの調達は両立しません。
しかし環境と食料・エネルギーはどちらも欠かすことのできない全人類の命綱なのです。
そういった地球と人類の健康と未来をつくりだすのが農学部のテーマなのです。
明治大学の農学部には農学科を始めとして農芸化学科や生命科学科が所属しています。
そして農業経済学科が2008年より食料環境政策学科として新たなスタートをきりました。
私たちは飢えを知らない世代として育ちました。
しかし私たちの親や祖父母の世代は飢えを知る世代ですし、世界規模でみれば子どもに食べさせる食べ物が無いと、途方に暮れている人々の方が多く存在するのです。
世界人口はますます増加の一途をたどり、今世紀中盤には約90億人となると考えられています。
その人口を養いさらに地球環境保全も為し得るには、農業だけでも経済だけでも不可能なのです。
食料環境政策学科では経済や経営・社会学などをベースとして広い視野から食糧問題や環境問題を研究することを目的としています。
なぜ経済学や政策学といった文系分野である食料環境政策学科が明治大学の農学部に所属しているのか不思議ですよね。
この学科が社会科学という観点から全ての農学を包括していく性格を有しているからであると明治大学農学部では考えています。
カリキュラムは国際・食料分野と資源・環境分野に2分されており、少人数教育や実地体験教育も多く取り入れています。
今後の人類の生存と環境の保全のために国際的に貢献できる人材を育成していくのが、明治大学農学部食料環境政策学科の使命です。