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立教大学 理学部 化学科
立教大学の理学部には数学科や物理学科の他に化学科が所属しています。
立教大学理学部化学科は戦後の1949年創立で、日本の私大では最も古い化学科のひとつと言われています。
立教大学の理学部の各学科では少人数制の教育が特長となっていますが、化学科も例外ではありません。
また授業の密度が高いことでも知られ昔は3年次の学生実験が週6日間の午後全ての時間をかけて行われており、今でも伝説として残っています。
では化学科では具体的に何を学んでいるのでしょうか。
立教大学理学部化学科が大切にしているのが「なぜ」という疑問です。
化学の基本となっているのは、なぜという疑問を抱くことなのです。
実験結果がそうなる理由も物質の持つ特別な機能も、すべて化学は「なぜ」から始まって解決へとたどり着くのです。
なぜならこうした「なぜ」には全て化学的な原因が存在しているからなのです。
化学科が取り組んでいるのは原子・分子といった世界から化学的原因を解き明かして「なぜ」の答えを導き出すという学問なのです。
そうした理念に基づく教育を行っている化学科では、物質の不思議を体感できるように実験を最も重視しています。
少人数制が基本の立教大学理学部に所属する化学科では、その特性を活かして実験科目を1年次から行っています。
有機や無機に関する実験や分析、また物理化学の基礎的な実験を通して実験の技術や理論などについて理解を深めて行きます。
3年次の後半から行われる各研究室における専門実験は、4年次に取り組むことになる卒業研究におおいに役立つものとなることでしょう。
化学科には作りだす楽しみと解明する喜びがあります。
それは実験で物質に直接触れることで味わえる醍醐味です。
特に4年次に行う卒業研究は、苦労も楽しさもある長い道のりです。
所属した研究室で指導教員と1対1の指導を受けながら自らが決めたテーマについての研究を行います。
また1年の研究の成果は報告会で発表することになっています。
指導教員や先輩、仲間に支えられて生みだした研究成果には世界にひとつだけの価値があります。
化学という学問における価値だけではなく、その後の人生においても輝きを放つ価値です。
それは実験や理論を駆使して問題解決にたどり着いたプロセスや、努力でつかみ取ったものの重さなどさまざまな面をもつ宝石のようなものです。
化学における実験・理論の手法や技術は実際企業に就職したのちも、もちろん大学院での研究にも役立ちます。
しかしそれ以外に培われた作りだす楽しみや解明する喜びを知っているという基礎中の基礎こそが、知的財産の根源なのです。